オタク女子の疑問 なぜ女性たちは「身分差の恋」が好きなのか?

オタク女子の疑問 なぜ女性たちは「身分違いの恋」が好きなのか?

様々な作品が毎日のように作り出されている中で、私がふと感じた疑問。それは、BLや恋愛系ストーリーの題材として、「身分違いの恋」を取り扱っているものがとても多いということ。
もちろん、普通に恋愛ものを扱う中は、とても良い刺激になるとは思うけれど、いかんせん多い気がするのですわ。ですから、なんで女性がそういった作品を好むのか、そこを明らかにしてみましょう。

なんで恋愛作品は女性に好まれるのか。

まず、どうして恋愛系の作品が女性に好まれるのかを考えていきますわ。これは、性別関係なくその作品を読みながら主人公に感情移入し、「疑似体験」をしたいという欲求があるからだと思います。もちろん、直接言うことはありません。

しかし、心の中では「こんなイケメンと恋をしてみたい」、「この本のようにロマンチックな体験をしてみたい」という思いが湧き上がっているのでしょう。ただ、これは私が感じていることですから、違うと感じる人がいるものちゃんと理解していますわ。
でも、誰しも自分の理想としている人物との恋を思い描くもの。その願望を叶えてくれるのが、恋愛漫画や小説になるのだと、私は思いますの。作品のストーリーを読み進めていく中で、主人公の心情に感情移入したり、お相手の方へ共感したりすることもあるでしょう。

その行動によって、ロマンチックな恋愛の追体験をしている感覚を味わっているといえる、と私は思いますわ。また、現代では自分の気持ちを素直に話すことを苦手だと感じている人が多いのも事実。ですから、作品の主人公のように自分の「好きだ」という思いをまっすぐ相手に伝える姿が、とても羨ましいと感じる人も多いですわね。

しかしBLは少し違う?

男性と女性の恋愛を好む場合は、主人公に自己投影や感情移入をして楽しむ人が多いと私は思うのですが、BLに関しては少し違う部分が出てくるように思いますわ。それは、「主人公に必ずしも感情移入をしない」というところです。むしろ、BL好きな腐女子の方々は、キャラクター2人の間に入りたいというわけではなく、キャラたちが愛情を育んでいる姿を見ていたいと感じますわ。

つまり、話を「客観的」に見つめられるという部分が、BLの人気の1つだと私は思うのです。女性の中には、付き合う前にスキンシップなどをすることに対して、少し苦手意識を持っている人も多いでしょう。ましてや、いやらしい言葉や行動をされた時には、相手への気持ちが薄れてしまう場合も……。しかし、興味はあるからこそ、触れられたいし触れたいとも思っている。

だからこそ、自分が実際にされない位置で楽観的に見られるのがBLだと私は感じていますわ。
少し前までは、受けのキャラクターは「ノンケ」と言われ、恋愛対象が女性だと言う男性であることが多かったのです。しかし、最近は世間でもBLが浸透してきているのか、元々恋愛対象が男性の人物が現れる機会が増えてきていますの。それだけ、作者の方々も世相を反映しているという証拠でしょう。それぞれ好みもありますが、多くの人に受け入れられてきていますわね。

いろいろな恋愛があるけれど……!?

皆様、それぞれ好きな恋の形というものがあります。しかし、その中でも特に作品として描かれることが多い題材として、「身分違いの恋」というものがあるのですわ。この題材は、さまざまなシチュエーションで描かれていて、時には「貴族と平民」または「種族の違い」、はたまた「血縁としての壁」を扱っている作品が多くありますわ。これらを見るたび、私が思うのは、「どこに人を引きつける部分があるのか」ということ。

確かに、私もいろいろな作品を見てはいますが、身分の違いを扱っている作品を手に取る機会が多いように感じます。どこに好感を持っているのかというと、やはり主人公の必死さにあると思っていますの。なかなか手が届かないからこそ、自分の思いを目一杯相手に伝えようと頑張る姿は、美しいと感じるでしょう。そして、一途に思うからこそ、相手の心に訴えかける力が強くなるという部分に、私は美学を感じるのですわ。

そのため、こういった作品から感じる主張は、「努力は報われる」ということ。
しかし、実際努力をしてきたとしても報われない場面は多くありますわ。だからこそ、自分が手に取った作品の中だけでも、その頑張りを認めて欲しいと感じているのでしょう。もちろん、みなさんがそういった気持ちを抱いているとは言いません。しかし、多くの人はそういった思いや願いを胸の中に隠しているのではないかと感じてしまうのですわ。

また、お互いの恋愛の間に大きな障壁があればあるほど、その恋愛は燃え上がるもの。作品で言えば『ロミオとジュリエット』のようなストーリーは、とても人気がありますわね。このような物語の流れは誰しも知っているからこそ、「自分もこんなロマンチックな恋愛をしてみたい」と感じている女性は多いのでは?

大きな障害がたくさんあれば、二人の気持ちは燃え上がっていき、周りの声も最終的には聞こえなくなっていく……。それだけ、目の前の物事に集中できる姿を見て、私たち女性は羨ましいと思ってしまうのですわ。自分の気持ちに対して素直になれないと感じているからこそ、主人公に感情移入してしまいますの。時には、相手役のキャラクターの気持ちに共感しつつ、気づいた時にはハラハラしながら作品を読んでいる。そういった経験、みなさまもあるのではなくて?

壁があるほど燃えるから不倫も人気?

恋愛をしていく上で、みんな1人であるということはないですわ。むしろ、人によっては好きになった相手には別に好意を寄せる人がいる、なんてこともあるでしょう。もしくは、家族が
いるという人を好きになってしまうこともありますのよ。この場合、そのまま自分の恋を推し進めようとした場合、「不倫」という関係を築いてしまうことも……。

ですが、この恋は目の前にわかりやすく大きな壁があるからこそ、盛り上がってしまう人も多いのですわ。公にできない恋、秘密にしなければいけない関係だなんて、まさに身分違いの恋のようではありませんか!

だからこそ、こういった恋に陥った人の心の中で「シンデレラストーリー」を夢見ている人もいるかもしれません。心の中に普通の恋とは違う過程を踏んでいることに、ワクワクしている部分もあるのでしょう。また、辛いと感じたとしても相手が手を差し伸べてくれるからこそ、頑張れる人もいるのかもしれませんわね。それだけ、目の前の物事に集中する時間を与えてくれるのが、身分違いの恋だと私は考えていますわ。

終わりに

いろいろな作品が好きだからこそ、なんで人気があるのかを一度考えてみると、以前よりも少し違った視点で楽しめますの。その上で、好きだと感じた作品に手を伸ばしてみると、より強い達成感を覚えられるでしょう。

そして、自分にとってもなにか得られるものを見つけられるのですわ。


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ABOUTこの記事をかいた人

東雲シノン

ごきげんよう、私は東雲と申します。女子の興味のある事柄について、皆さんに分かりやすいようにお伝えしていけたらと思っていますわ。トピックにBLや乙女ゲーム系統が多いのはお許しくださいませ。私、腐女子なもので…でも、偏見など持たないで何でも食べて…いやいや、吸収していけたらと思っていますの。何卒、よろしくお願いいたしますわ。