声ヲタだからこそ気になってしまいます!低い声に惹かれるその理由は?
さまざまな作品を目にする中で、やはりアニメで大切なものとは、キャラクターに命を吹き込む「声」でしょう。もちろん、作品が良いといわれるのは、作画のクオリテイや監督の采配もありますわ。しかし、声優がキャラクターの声を担当することで、その作品が色づいていくと感じますのよ。ですから、今回は声優の中でも、低い声を担当する人がなぜ好まれるのかを見てみましょう。
低い声の魅力は何でしょう?
声好きな人の中で、女性は「低い声」が好きだと感じている人が多い印象ですわ。私も、声優さんの演技を注目している部分がありますが、その中でも低い声で演技をする声優に意識を向ける機会が多くありますのよ。その低い声がとても魅力的だと感じるのは、「安心感」を求めている証拠ともいえますわ。低い声の中に吐息を混ぜながら話す異性を前にした場合、外見も大切ですがそれよりも相手の声に注目してしまうのは、必然だと思いますのよ!低く、少しハスキーなボイスで名前を呼ばれようものなら……はぁ、たまりませんわ。
しまった、我を忘れてしまいましたわね。すみません、ついつい声の話題になると、熱くなってしまいがちで……。
話を戻して、低い声の魅力は、やはり女性では出せない声質だからという部分もあるでしょう。そして、その低い声は異性をドキドキさせる魅力を持っているのですわ。男性の低い声というものは、「声変わり」の象徴ともいえますので、そこで男らしさを実感する人も多いのでしょう。
ダンディとお兄さん系の声の違いとは
低い声と一括りにしても、中では「ダンディなおじさま」のような声の人もいれば、「頼れるお兄さん」の雰囲気を持っているという方もいますわね。そのため、低い声といっても大きく2つに分けられるんですのよ。 ダンディなおじさまのような声の魅力として、低く響いて、支えてくれるような雰囲気を聞かせてくれる部分でしょう。その人の声を聞くと、「どこか安心できる」と感じるからこそ、もっと一緒にいたいという思いが募っていくのですわ。ですから、最近恋愛において、年の差を気にしない人も増えてきていますわね。その要因として、実は相手の声を聞いていると安心するから、なんて理由もあるかもしれませんわね。 一方、ダンディよりも少し年齢が若く、一般的に「お兄さん」と呼ばれる部類に入る声の特徴として安心感はもちろんありますのよ。でも、もう1つプラスするなら、「親しみやすさ」ではないかと私は考えているんですの。ダンディなおじさまの声も安心感がありますが、どうしても年齢が「離れている」ように感じてしまう部分がありますわ。しかし、お兄さん系の声であれば、自分と年齢も距離も近いと感じるでしょう。そのため、おじさまの声の方よりも警戒心を持たずに接することができるのでは、と私は考えますわ。
低い声が好きだと感じるのは心の壁を取り除いてくれそうだから
声フェチである人もそうでなくても、男性の低めの声を聞くと、どこか「リラックス」できると感じる方は多いと思うのですわ。また、低い声の方は、基本的に「ゆったりとした話し方」をするため、こちらも体に入っていた力が少しずつ抜けていくようにも感じるでしょう。だからこそ、そういった声は安心感だけでなく、自分の心の中にある「壁を取り除いてくれる」と私は考えていますのよ。相手との距離を近づけてくれる効果があると感じるのは、自分の実体験もありますが、声優の声を聞いた時も全体的に「この人なら相談してみたい」と思わせてくれる部分があるからですわ。 しかし、声フェチの中でも、低い声は「聞き取りづらい」と感じて嫌だという意見もあります。そのため、自分の中で好みの声を探してみるのも、楽しいかもしれませんわね。アニメなどでも、始めはそのキャラクターの声が好きという思いから入るもの。そこから、声を当てている声優への興味に移るのも、声フェチへの一歩だと思いますわ。もちろん、リアルでの恋を始める中で、声は1つの要因であるだけです。そこから、相手への興味が高まるほどに、信頼関係を築くきっかけを見つけられますわ。ですから、もし不安に感じたとしても、時間をかけて相手を見てあげることが大切になるんですのよ。
終わりに
声フェチの私も、低い声がどうして好きなのかを振り返ってみると、「安心したい」という思いを抱いていることを再確認できましたわ。もちろん、それと同時に、もっと低い声(バリトンボイス)を好きだと感じてくれる人を増やしたいという思いが高まりますわね。 そして、恋愛の中で、この知識を活かすきっかけが訪れればと感じている部分もあるのです。自分の好みをはっきりと自覚しておくことで、作品作りに役立つ機会にも恵まれるでしょう。そして、好みに共感してくれる人も増えていきますから、不安を感じる必要はなくなりますわ。自分が好きなものは好きなのですから、周りからの視線を気にする必要はないのですのよ!